家づくり45の物語。株式会社竹村材木店
お客様の想いを形にする 竹村材木店の物語。

[物語28]すべてはお客さまのために。今も伝わる創業者の想い。

自分の想いを形に出来たご夫婦の物語。
2軒目を失敗しない家づくりの 成功者の物語。
二人三脚での家づくりを 楽しめたお客様の物語。
お客様の想いを形にする 竹村材木店の物語。
本物の材料をつくる 職人の物語。
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竹村材木店:代表取締役・竹村 亙
先代の社長の口ぐせは、「頭を下げてお金をもらってくるな」ということでした。自分のした仕事に非があれば頭を下げてお金をもらってくるのだということですね。自分のやって仕事の自信があれば、その代償は自信を持ってもってこい、自信を持って仕事をしてこい、という意味なのだと思うのですが、それは商人の教えのひとつだったのでしょう。

私の修行時代には、段取りが悪いとよく怒られましたし、ワンマンな社長でしたが、お客さまからの評判は、繊細で根は優しい人というものでした。先代の社長自身は、15歳のときから材木屋で丁稚をして、苦労や悔しい思いを沢山してきたと聞いています。なので、私たちにも何も教えてくれませんでした。仕事は見て盗めという意味だったのだと思います。

仕事以外でも、例えば、先代の車を、冬の寒い朝も洗ったりもしましたが、一緒について歩いていて教えられたのは、「気配り」ですよね。先代の気配りはいまだに取引先などでよく聞きます。「先代には何から何までよくやってもらって」と言ってくれているんですよね。先代から教わった「気配り」が今、お客さまへの「気配り」として役に立っているのだと思います。
 
毎日20回ぐらい怒鳴られ、厳しい社長でしたが、そのような人間としての基本的な姿勢、お客さまに対する姿勢を私に叩き込んでくれたのでしょう。

それまで材木が中心だった業態を、20年前から住宅も手がけるようになりました。私が社長になってからは住宅が中心になっていったのです。組織として見た場合も、先代の時代は社長の立場が強くて下からの意見が通りづらかった。でも、私の代では、みんなから意見を吸収して、それらを取りまとめて会社を進めていきたいと思いました。「和して同ぜず」という会社のモットーもその表れです。「月例工程会議」を実施もその考え方のもと、私が始めたことです。
 
最初は下請けが多かった仕事を元請け主体へと転換していったのが、会社として運命の岐路だったと思います。そのチャンスを逃さずに、見極めてしっかりと切り替えられたことが、業績にも現れていますよね。元請け主体ですと、社員自身のやる気も違いますし、私たちの家づくりの想いは下請けでは伝わらないですからね。

社長として嬉しいこと。お客さま一件一件が、感動の積み重ねなんですよね。一件のお客さまにお引渡しすると、必ず何かの感動を頂けるんですよね。その感動によって、充実した仕事ができているなと感じますね。

社員や体制面から見ても、質の高いスタッフにめぐり合えて、少数精鋭の組織に達してきたと感じています。今後は、若手の社員の育成と、今働いて人たちが5年後、10年後に、より充実した生活をしていけるための何かを常に考えていきたいですね。また、お客さまに対しても、月刊情報誌の刊行をスタートしましたし、より充実したサポートを今後も検討していきたいですね。

時代がどう変わっても、竹村材木店として一貫して変わらずに持ち続けるもの。それは「お客様に感謝する気持ち」ですね。人間同士の心の底から感謝できる気持ちですね。ひとりひとりの社員が常に感謝する、そんな会社として継続していけたらいいですね。
 
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